「さくらのもり」で考えた。

社会福祉士が、福祉や社会保障についていろいろ考えてみるブログです。

数理モデル?

***この文は、書きかけであります。

     決して引用などなさらぬようお願い申し上げます。***

 

 社会保障とか、社会福祉の数理的なモデルというものを考えています。社会保障のシステムには、再分配という機能があるということになっていて、それならすべての国民は生涯のうちで、負担より受益の多い人と負担のほうが多い人のどちらかに分かれるはずなのです。

 

 ではその境目というのは、年収いくらぐらい、あるいは生涯収入いくらぐらいのところにあるのか、という計算はとてもむずかしいものです。

 

 ただ、感覚としては、計算上での境目のラインと、現実に制度化されている境目のラインとがずれていて、そのずれのぶんだけ国庫の負担が発生しているということだと思われるのです。

 

 日本の社会保障は、基本的には保険ですから、収支が均衡しなくてはおかしいわけで、そうなっていない状況というものは政治的に作り出されているということです。

2020/2/25