「さくらのもり」で考えた。

社会福祉士が、福祉や社会保障についていろいろ考えてみるブログです。

今さらながら、少女像

 現代美術好きとしては、複雑な気持ちです。

 

 あれがアートか?といわれると、やっぱり違うのではと思うし。アートでもないものを引きずり出してきて、表現の自由とか言われてもね。

 

 確かに現代美術では、アートとされるものの幅は広いのだけれど。そこまで行ってしまうのなら、ガソリン携行缶を持って美術展に行くという行為も、アートです。

 

 あの像がアートになるとすれば、歴史的に生き残ったときですね。ただアートが生き残るには、やはり「慰安婦」とか「戦争犯罪」というレッテルをはがさなくては。

 

 ミケランジェロピエタ像を見て、「横暴なローマ帝国」を思う人っているのでしょうか。アートってそういうものでしょう。

 

 今回、ゲルニカを引き合いに出している人がいて、少しびっくりしたのだが、もはやゲルニカも歴史的事実から解放されつつあるのだと思います。

 

 アートというのは、やはり「生」ではだめで、そのへんを勉強するには岡本太郎画伯が一番なのでは。

 

 ま、今回いろいろな人の本性があぶりだされておもしろかったし、M山という人はやはりダメな人だということが再確認出来て、それはよかったと思います。